リーダーのための「人づくり、組織づくり」に特化した日本一の教育機関を目指す!
経営者向けセミナー・講習会

言葉力(「言い方」を変えれば関係が変わる)

言葉の重要性については、何度となくお伝えをしてきましたが、

最近のリーダーは言葉を雑に扱いすぎます。

言葉が現実を作ります。

 

作りたい現実に対して、最も有効な「言葉」を選び、

「言い方」を選ばなければいけません。

 

私たちは、方針を「どう伝えるか」ではなく、

 

「どのようにすれば方針に基づいて社員が行動するか」

 

つまり、「伝え方」ではなく「行動の引き出し方」に焦点を当てなくてはなりません。

 

「言葉とは、必要な行動を相手から引き出すための道具」

 

です。

 

例えば、

 

「何やっているんだ!君がちゃんとチェックしないとダメじゃないか!」

 

と言われるのと、

 

「最近君はとても頑張って仕事をしている。

だからといってミスは許されない。

ちゃんとチェックしないとダメだろ。

今までの仕事が台無しになるぞ」

 

と言われるのと、どちらが行動の引き出しに焦点が当たった言い方でしょうか。

 

また、ミスを正したいときに、

 

「ここ間違っているから直しておいて」

                  

とただ、ミスだけを指摘され、冷めた言い方をされるのと、

 

「この資料はとてもいいよ。

君は本当によくやった。

君には感謝している。

後はここのグラフがもう少し見やすいといいんだけどな」

 

と言うのと、どちらが行動の引き出しに焦点が当たった言い方でしょうか。

 

言葉は「魔物」です。

でも「武器」です。

それも「無料」です(笑)

 

無料にもかかわらず、絶大な効果を引き出す「言葉」を雑に使うのは、

私から言わせればお金の無駄遣いと一緒です。

 

ぜひ、作りたい現実に対して、最も有効な「言葉」「言い方」を選んで、

社員との効果的かつ効率的なコミュニケーションをとってください。

 

そして、無料で絶大な効果のある「言葉」を上手に使って、

社員から必要な行動を引き出してください。

 

ブログ一覧へ戻る