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「決断」の質を上げるために大切な◯◯

決断の質を上げるためにすべき大切なことがあります。

それは、

「常に頭の中を空にする」

ということです。

空にするというのは少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、

そのくらいの気構えを持って取り組まないと

本当にいい決断はできません。

 

頭の中に、

「◯◯をやらなきゃ・・・・」

「◯◯はいつまでにやらなければいけないんだっけな・・・・」

「◯◯を考えておかないといけないな・・・・」

「◯◯さんに連絡しなきゃいけないよね・・・・」

「◯◯の件、企画立てないとな・・・・・」

「◯◯の資料つくらないといけないよな・・・・」

など、何か頭の中に残っていることがあると、

気になりますし、「今」に集中できていないので、

いい決断ができません。

 

そのためのポイントが、

「日時を決める」と「メモを取る」ということです。

 

「あれをしなきゃ」「これをしなきゃ」と

気になっていることを頭からなくすために、

非常に重要なアクションです。

 

仕事は「記憶」しておくべきことと、

「記録」に頼っていいものがあります。

その記録に頼っていいものは、

全て「タスク」と「アポイントメント」の二つ分けます。

 

タスク(やること、考えることなど)は全て書きだし、

そのことは、記憶から外し、記録として残し、

常に今その時に集中して物事を決断できるようにするのです。

 

そして、記録はしたのはいいけど、

「いつやるか」が決まっていないだけで頭から離れないタスクがあります。

そういったタスクは、すぐに重要度の高い順にアポイントメント化し、

いつやるか?日時を決めて、すぐにスケジュール表へ書き込むのです。

 

仕事の「できる人」と「できない人」の差は、

この「タスクをアポイントメント化する」ということが

できるかできないかだと言われているくらいです。

 

これを徹底すると

仕事の先送り体質の改善にもなりますし、

頭は常に空の状態が保ちやすくなります。

だから、今その時に集中して物事を決断できるようになるということです。

 

また、成果を出すためにどうでもいい優先順位の低い考えることを

少しでもなくすようにすることも非常に重要です。

優先順位は低いのだけれども、考えなければいいけないことが

仕事や生活をしている中で必ず出てきます。

 

例えば、毎朝「どの洋服を着ていこう?」

ランチは「何食べよう?」などですね。

 

その状態と究極の選択をしたのが、

アップル社の故スティーブ・ジョブズや

Facebook社のマーク・ザッカ―バーグです。

 

彼らは、いつも同じ格好をしていることで有名ですが、

それは、

「そんなどうでもいいことで頭を悩ます時間(決断をしている時間)がもったいない」

ということだそうです。

ですから、同じTシャツやジーンズを何着も買っておいて、

何を着ようかと悩む、ということに、エネルギーと時間を費やすことを防止しているのだそうです。

 

ここまでくると究極ですが、

「決めること、決断すべき重要なことは他にもたくさんあるので、

何を着るかに貴重な時間と力を費やしたくない」

と、ジョブズは生前語っていたそうです。

 

本当に忙しい人は

どうでもいい優先順位の低いことは少しでも考えることを少なくし、

本当に大切なことに集中して考えたり決断をしたりする時間に使うということですね。

 

あなたは、決断の質を上げるために

本当に大切なことに集中できていますか?

そのために、自分なりの工夫をして、

いつも頭の中を空にできていますか?

ぜひ今一度見直してほしいと思います。

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