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決断をするとき注意すべき16のチェックポイント(1)

1)「人」と「事」を結び付けない

例えば、目標達成にチャレンジをするとき、

あるいは、問題を解決しようとするときに

「人」と「目標」を結びつけてしまう人がいます。

 

すると、今の自分の「能力」と「目標」を結びつけてしまい、

「できない」「やれない」「難しい」

といった発想になってしまいます。

 

ところが「事」と「目標」を結び付けると

今の自分の持っている能力とは関係なく、

「目標達成に必要な事」

としてとらえることができるようになるので、

後は方法論で解決し「必要な事」をしていけば必ず目標は達成できます。

 

そのためには「できない」「知らない」という選択肢を捨てることです。

世の中生きていれば、みんな未来に向かって生きているのですから、

「できないこと」と「知らないこと」の連続です。

それを言い訳にしていたら何もできなくなってしまいます。

 

「できないこと」は、

できる人にやってもらうか、

自分ができるようになるかすればいいだけの話です。

 

「知らないこと」は、

知っている人に聞くか、調べればいいだけです。

そう考えれば、

「できない」「知らない」という選択肢は相当数外せるはずです。

 

そのために、

「事」と「事」を結び付けて決断をする癖をつけることが大切です。

2)「問題」ではなく「解決」にフォーカスする

「問題」にフォーカスをしてものを考えてしまうと、

いい決断はできません。

あくまでも

「何が問題なのだろうか」

という視点ではなく

「どうしたら解決できるだろうか」

という視点で決断をしていく事が大切です。

そして、問題とその解決策を列挙し、

意志決定のリスクを考えるのです。

 

人は「新しいこと」や「見えないこと」にチャレンジすると

誰もが恐怖を感じます。

そのためには、見えないことを、いかに見えるようにするかが大切です。

 

ちなみに、あなたは人がなぜ不安になるのかご存知ですか?

それは・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

・・・・・

「見えない未来」に対して不安になるのです。

それも、可能性があるからです。

 

例えば、仮にあなたが50歳だとします。

今からアメリカの大リーグへ行ってイチローのように活躍してください。

と言ったら、何か不安になりますか?

なりませんよね?

それは、見えない未来ではありますが、可能性がないからです(笑)

 

では、逆に、今日本であなたの老後に関してはどうでしょうか?

見えない未来であると同時に、

年金がもらえるのか?

もらえないのか?

いくらもらえるのか?

何歳からもらえるのか?

いくつまで働く必要があるのか?

など、可能性があって見えないことには断然不安になりますよね。

 

ですから、チャレンジを促すポジティブな決断をするためにも、

少しでも不安をなくし、意志決定のリスクを考える必要があります。

 

そして、その決断の起こりうる問題と解決策を列挙することにより

少しでも上質な決断をする環境を整えるのです。

 

長くなったので、続きはまたお伝えをさせていただきます。

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