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決断をするとき注意すべき16のチェックポイント(2)

3)書きながら考える

決断をするときに、頭の中で考えてしまうことがあります。

これは好ましくありません。

「書く」という行為は、不明確なことを明確にしてくれる力があります。

人はわかっていることは言語化して文字化できます。

言語化して文字化できないということは、

ちゃんとわかっていないということです。

書くことによって自分自身の不明確な点があぶり出されるので、

決断が必要な時は、書きながら整理していくことをお勧めします。

4)してはいけない決断がある

周りのサポートを受けながらも

「自分の問題」を自分で解決する、

これは当たり前ですが、

「相手の問題」を「自分の問題」として

解決するための決断をしてはいけないということです。

相手の問題を自分の問題としてとらえて解決してしまうと、

せっかくの相手の成長の機会を奪うことになりかねません。

相手の成長のためにサポートすることはあっても、

相手の問題は相手に解決をさせることが大切です。

5)多面的、根本的、長期的視点で全体を俯瞰する

何かを決断しようと思うとき、

平面的、抽象的、短期的になってしまうことがあります。

そこにあえて、多面的、根本的、長期的、という視点を加えて

全体を俯瞰する形で考え直して決断をしてみることも大切です。

6)理想主義・現実主義

どちらがいいか悪いかという結論は横に置き、

決断しようとしていることが、

どちらかに極端の偏った発想になっていないか考え直してみるということです。

志が高い人であればあるほど、物事を理想的に考えてしまう傾向があります。

逆に、厳しい状況にあるときなどは目先にとらわれすぎて、

あまりにも現実主義的発想になっていたりもします。

ですから、あえて理想主義と現実主義の双方の別の視点を入れることによって、

新しい視点が見つかるかもしれないので、両方の視点から物事を見てみてください。

7)先入観を持っていないか

人は、どうしても自分のフィルター(価値観)

という翻訳機を通して物事をみてしまうことによって

私のあるがままに見てしまいがちです。

一度その翻訳機を取り払って

物事のあるがままに見てみると

新しい視点で決断ができるかもしれません。

 

長くなったので続きはまた次回お伝えをさせていただきますね。

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