■先週は
「上司のスピーチ力」第8話として
1)事前準備
2)当日準備
3)登壇中
4)終了後
の3)登壇中に、私が普段どんな工夫をしているか
≪受講生には吸って吐かせる呼吸が大切≫
と題してお伝えしました。
今週はその続きで、
≪受講生が6000人だろうが一人に向かって話す≫
をテーマにお伝えします。
■ご存知の通り私はビジネス書を書いています。
いよいよ明日13日に発売される新刊
『上司に頼らず結果を出す人の仕事のやり方』
~あいつなら間違いないと思われる存在になれ!~
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4756918948/leaders-22/ref=nosim
を加えると、27冊で約140万部発売をさせていただきました。
こういった本もそうですし、
このメルマガもそうですが、
文章を書くときには、
ある特定の人を一人思い浮かべて書くといいと言われています。
その特定した人に語り掛けるように、
または、その人に思いを伝えるような口調で文章を書くのです。
すると人の心を動かすいい文章が書けるといわれています。
■音楽もその傾向があります。
例えば大ヒットした木村カエラButterflyも
友人が結婚をするので、
その友人たった一人を思いながら作った歌だと聞いています。
■実は講演(研修は別)もそうだと言われています。
会場にいるたった一人に対して語り掛けるように、
または、その内容を伝えたい
たった一人のことを思いながら話すと
いい感じでまとまるといわれています。
ですから、私は講演の時、
「今日の内容はどんな人に話したら役に立てるだろうか?」
と、少なくとも話しかけるターゲットとなるような人は
考えて登壇はするようにしています。
例えば
・40代の中小企業社長
・売上10億円以下
・社員20名
・経営幹部育成に頭を痛めている
・教育はしているがいまいち成果が出ない
・人づくり組織づくりについて課題を持っている
・私の話を聞き終わった後にはこんなことを感じてもらえる
など。
その話すターゲットを絞り込むために必要なのが事前の情報収集です。
次回は、その事前情報の収集についてお話をします。