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『上司の「スピーチ力」アップ講座』第16話:リーダーシップを磨くとっておきの技術

■先週は

「上司の『スピーチ力』アップ講座」第15話として

≪フィードバックは成長の母≫

と題してお伝えしました。

 

第1~15話をまだの方はこちら

https://www.leaders.ac/blog/

 

今日はその続きで第16話として、

≪リーダーシップを磨くとっておきの技術≫

をテーマにお伝えします。

 

ここまで15回にわたって

「上司のスピーチ力アップ」

についてお話してきましたが、

なぜスピーチをしたほうがいいのか?

ということについて今日はお話をします。

 

それは、リーダーシップを磨くためです。

 

私は、

 

「嶋津さんのリーダーシップはどこで身に付けたんですか?」

 

と聞かれると、間髪入れずに

「会社員時代に部下の前で毎日話をしたこと」

だと答えます。

ですから、もしリーダーシップを磨きたいのであれば、

騙されたと思って、

毎日部下の前で最低3か月話をしてみてください。

きっと違う自分に出会えます。

 

毎日話をするのが取り組むことにブレーキをかけてしまうのであれば、

毎日ではなくてもいいです。

大切なことは、

・毎週〇回必ず話をする

・一日置きに話をする

・月・水・金の3回は話をする

など、決めて取り掛かることです。

 

ネタがあったら・・・・・

伝えたいことがあったら・・・・・

という状況任せにしてしまうと、

苦手な人ほど、

なんだかんだ自分に言い訳をしながら

結局やらないということになってしまいます。

ですから、まずは決めることです。

 

始めていただければわかりますが、

毎日部下の前で話をするというのは結構大変です。

ネタを探すだけでも大変です。

だからこそ、やり遂げて、習慣にすると、

今までにない自分に出会えるのです。

 

この15回でお伝えをしてきたように、

私もこの段階では、

うまいとか、下手とか、伝わるとか、

何も考えていなかったですし、

ただやっていただけでした。

 

私は幸いにも会社員時代の会社が、

部門の責任者になったら、

朝礼時の段取りに、

毎日部下の前で話をしなければならないようなコーナーがありました。

部下を鼓舞したり、叱咤激励したりして、やる気スイッチを入れるために、

上司としての力量が問われるようなコーナーでもありました。

 

要するに、嫌いとか苦手とかイヤだとか言ってる場合ではなく、

強制的にでも、毎日部下の前で話を続けたことが、

代えがたいその後の生きる能力として身についた財産になりました。

 

では、部下の前で話すことによって、

なぜリーダーシップが身につくのか?

 

来週お伝えをしたいと思います。

 

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