■「人は上司になるとバカになる」
これはある上司の行動をもじっている言葉です。
自分が部下だった頃、
上司にやられて嫌だったことを、
自分が上司になると
部下に同じことをしてしまっている上司を揶揄しています。
■「喉元過ぎれば熱さを忘れる」
という言葉がありますが、
これは、熱いものでも飲み込んでしまったら、
その熱さを忘れてしまう。
つまり、
「苦しいことも、辛いことも、
過ぎてしまえば、
その苦しさや辛さ、
恩でさえも簡単に忘れてしまう」
という意味ですね。
■例えば、
元上司がバリバリの指示命令・パワハラ系で、
自分はそれを嫌だと思っていたにもかかわらず、
自分が上司になると同じように、
指示命令、パワハラをしてしまう。
まさしく、喉元過ぎれば熱さを忘れて、
上司としてバカになってしまった一瞬ですね。
ちなみに、私もその一人です(汗)
■言い訳をさせてもらえば、
会社としてそういう文化があったということと、
20代という若さもあり、
部下育成とかマネジメントとか
そんなことが全く分かっておらず、
ただただ人にフォーカスして
脅迫?恐怖?を中心とした
モチベーションを上げる?下げない?
マネジメントだけをしていました。
仕組みとか戦略とかからは
程遠いマネジメントです(汗)
■人は二つでしか動かないと言われています。
それは、
1)痛みからの解放
2)快楽の追求
まさしく、私がこの時やっていたマネジメントは
1)の痛みからの解放ですね(汗)
当時部下は
「怒られないように仕事しよう」
「怖いから仕事しよう」
「やることやらないとうるさいから仕事しよう」
「こいつに文句を言わせなように仕事しよう」
そんな状況だったのではないかと思うと
ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです(汗)
*今日は(汗)が多いですね(大汗)
■当時の部下には申し訳ないことをしたと思いますが、
実は後悔はしていません。
あの時の自分としては
何をどうしていいのかわからなかった中でも
自分なりに精一杯やったという自負があります。
それをわかってくれていた部下がいたのか、
今でも交流のある部下がたくさんいます。
自分でいうのもなんですが、
それなりの「愛」は持ってやっていたつもりなんで(笑)
■そんな状態から私がどう変わっていったのか?
それを私の各種セミナーでお伝えしています。
もしよろしければお越しください。