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会社に残って「頑張っている人」×「とっとと辞めてしまう人」

これからお話することは、絶対法則ではなく

「なんとなく傾向値としてあるのかな・・・・」

という感じで聞いてほしい。

 

会社は高い採用広告費をかけて人を採用する。

特に近年は景気も良く、売り手市場の中で、

「なかなか人が取れない」と嘆く社長も多く、

人手不足が叫ばれている。

 

やっとの思いで採用しても、

残念ながら残って頑張ってくれる社員と

とっととやめてしまう社員がいる。

 

私は採用の専門家ではないので

データで示すことはできないが、

なんとなく傾向値として、

こんな傾向がある気がする。

それは、

 

「その会社への期待値が高く、

志望動機が明確で

プライドが高かったりする人であればあるほど

とっとと辞めてしまっている傾向がある」

 

ということだ。

簡単に言うのであれば、

「現実」と「理想」のギャップにはまるということだ。

 

多かれ少なかれ入社すれば、

「理想」と「現実」のギャップはどこの会社にもある。

ある意味、自分の入社したい会社だからこそ、

勝手に良いイメージを作り上げている場合もある。

だから、いざ入社するとそのギャップにはまって、

「こんなはずじゃなかった」

と夢打ちひしがれて挫折して辞めてしまうという感じだ。

 

逆に、それほど会社への期待値が高くなく、

面接では内定をもらうために適当なことを言っても

実は志望動機も不明確で、

でも、社長に口説かれて、

なんとなくその会社に魅力を感じて入社した人であれば、

そもそも勝手な良いイメージも作り上げていなければ、

大した理想もないので、

全て「こんなものか」と受け入れられてしまうところがある。

更には、そこに、自分が活かされる場があり、

将来を夢見れる会社であったりすると、

逆に頑張ってくれたりする。

 

ということは、

この仮説が一理あると感じてもらえる社長は、

採用のポイントとして一つ検討できるのは、

 

「優秀ではあるが、

会社への期待値も低く、志望動機も低い人を

いかに現実を受け入れてもらって、

将来に期待してもい、採用できるか」

 

ということではないだろうか。

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