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街並みを歩きながら学ぶ「経済学」

 長い間同じ町に住んだり、

 通勤などで同じ道を歩いたりする縁があると

 街並みを見ているだけでいろいろな光景が飛び込んできます。

 

・あの場所はよくお店(テナント)が入れ替わるな。

 そもそも場所がよくないよな。

  なんであんな場所にお店を出すのかわからないな。

 ・4つ角があって3つのコーナーは繁盛していて長いのに、

 なぜかある一角だけよくテナントが入れ替わる。

  鬼門の場所なのかな。

 ・あのお店はもう30年以上変わらずにあるな。

  特にお客様が並んでいるわけでもないのに

  なぜなんだろう・・・・。

 ・ここのお店なくなったけど、お店はつぶれたのかな?

  繁栄して引っ越しをしたのかな?

  でも移転の案内が張ってないということはつぶれたのかな?

 ・あれ!あんなに長くやっていたお店なのに、

  とうとう潰れちゃったんだ!

 ・最近ビルの建て替えが激しいな。

 なぜなんだろ???

  銀行がお金を貸しやすくなっているんだな。

 ・この店はお客様が入っているのを見るほうが少ないのに

 ずいぶんと長くやれてるな。

 ・知る人ぞ知るへんぴな場所のお店が

  なんで繁盛してるんだろう・・・・

 

などなど、街を歩いているだけで、

 いろいろな「不思議」が飛び込んできて、

 経済の勉強になりますね。

感じる力さえあれば、

 誰でも勉強になるのが街並みの変化です。

 

 歴史が語るように経済は必ず盛衰を繰り返します。

 盛況だけが続くことはありません。

 衰退だけが続くこともありません。

 今街並みを見ていると明らかに盛況です。

 ということは、この後来るのが衰退の経済です。

 どこが転換点なのか?

 経営者は今常に考える時期です。

 特に歴史観から見ると、

 節目の基準として常に存在するのが

 アメリカの金利です。

 今上昇傾向にあります。

ということは、明らかに「節目は変わった」と言ってもいいのではないでしょうか。

 儲けの世界に、

 「頭と尻尾はくれてやれ」

 という格言があるように、

 後は頂点を探り、

 あまり欲をかかずに売却できる資産は売却し、

 次に来る不況に備える準備をできるかが、

 経営者の先を見る目が問われるときかもしれません。

 上場を考えるような会社は、

 10年くらいのスパンを考えると、

 この1~2年が一番いい時期かもしれません。

 

 今日お話をしたことは

 全て私の私見であって

 何の保証もないので、

 誤解のないようにしてください。

 「単なる一経営者」の独り言です(笑)

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