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「来た球を打つ!」仕事術

先日野球を見ていて、

「仕事に似ているなー」と思いました。

野球はピッチャーから投げられた球を、

ボール玉が4つになるか、

ストライクが3つになるか、

来た球を打って、

アウトになるか、

ヒットになるか、

ホームランになるか、

という結果によって終わります。

来た球に山を張って打つ時もあれば、

自然にバットが出て打つ時もあります。

たまにデッドボールで痛い思いをして

塁に出ることもありますね(笑)

(野球をよく知らない方にはわかりづらかったらごめんなさい)

しかし、どんな時でも一つ共通していることは、

バッターは、

今から飛んでくる一つの球に集中しているということです。

 

例えば、これを仕事に例えるのであれば、

仕事やその仕事にまつわる問題や課題が

山のようにあちこちから投げられてきます。

相手は、

部下だったり、

上司だったり、

取引先だったり、

株主だったり、

ある時は家族だったりと、

思わぬところから不意に投げられることがあります。

それを、

スルーするのか、

交渉するのか、

ミーティングを開くのか、

受け入れるのか、

問題視するのか、

解決するのか、

計画を立てるのか、

軽くあしらうのか、

全力で行動を起こすのか、

など、

何らかの形で対応をしなければなりません。

野球のデッドボールを仕事に例えると、

投げられたボール(問題や課題)に当たって(どうにもできず)

痛い思いをしてやられてしまう場合もあるかもしれません。

その結果が、

売上や利益増減や、

プロジェクトの成功や失敗

相手との関係の改善や悪化

チーム力のアップダウンや

問題の解決や先送り

などの結果として終わります。

ある程度予測をしていた仕事もあれば

振ってきた仕事なので

自然に対応していることもあります。

(表現力が乏しくわかりづらかったらごめんなさい=汗)

野球と違ってどこから飛んでくるかわからない仕事ですが、

仕事のできる人にどんな時でも一つ共通しているのは、

飛んでくる一つ一つの仕事に集中して対応しているということです。

 

仕事ができる人=マルチタスクが上手、

というイメージがありますが、

実はマルチタスクは非効率ということが分かっています。

マルチタスキングをすれば

生産性は最大40%低下する(米国心理学会APA)

というデータがあったりします。

タスクが複数ある場合は、

時間を区切って、

それぞれの一つずつのタスクに集中する事が大切なのです。

 

あなたは今投げられた球に集中して取り組めていますか?

あなたの集中を阻害しているものは何ですか?

ぜひ「今何をすべきか?」を明確にして、

目の前に投げられた球に集中をする仕事をしてください。

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