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あなたの会社は『ゴーン現象』起きていませんか?

2週連続で日産カルロス・ゴーン前会長の事件について、

私なりの視点でお伝えをしましたが、

今週はその関連事項についてお伝えをしたいと思います。

 

あなたは『ゴーン現象』という言葉を知っていますか?

または知らなくても、どんな現象のことを言うか想像してみてください。

 

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ゴーン現象とは、

下記のようなことが起きている企業現象を言います。

・上司にものが言えなくなっている

・結果を出している

・同じポジションに長く居座っている

・権力者又は創業者

・年齢が高い

・権限が集中してる

など。

 

こういった状況があると、

人が勘違いを起こすのもわからなくもありません。

人間ですからね。

ただ、逆を言えば、

「人はそういう生き物だ」ということを理解して自分と向き合えば、

そういった勘違いも防げるということではないでしょうか。

 

社内にゴーン現象が起きているという自覚のある経営者は、

ぜひ下記3つのことを意識してほしいと思います。

 

1)自分を知る

どんな強みや弱みを持っていて、

優れている点は、劣っている点は何か?

好きなこと、嫌いなことは?

など。

自分が何者なのかをよく知ることが大切です。

そうするとlesson635でお話をした、

セルフマネジメントの仕方がわかります。

 

2)叱ってくれる人を近くに置く

人は偉くなればなるほど、

歳をとればとるほど、

叱ってくれる人が減ってきます。

人は過ちを起こす弱い生き物です。

何かあったときに自分の近くにいて

正してくれる人はありがたいものです。

経営者は、lesson636でお話をした

稲盛さんの奥さんのような方がたくさん周りにいるといいですね(笑)

 

3)第3の目を持つ

この視点を持つと、何かあったときに、

自分が今しようとしている事、

これからしようとしていることが

本当に正しいことなのかどうかを

客観的視点で見れるようになります。

自分の心に別の目を持つといいですね。

本当に恥じることはないのか?

間違ったことはしていないか?

社員や家族に言い訳のできないようなことをしようとしていないか?

 

結果を出してきた創業者や権力を持った社長は、

俺は頑張ってきたという自負があります。

ある意味周りもそれを認めています。

そういう社長に限って一癖も二癖もあります。

だからこそ社長という重責を張ってくることができたともいえるでしょう。

そこのところを勘違いをしないよう自分で努力をしていかないと、

やはり人間ですから勘違いをしてしまうのです。

よって、上記のようなことが必要になってくるのです。

 

あなたの会社は大丈夫ですか?

あなたが社長ならあなた自身は大丈夫ですか?