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目標達成でよく犯す2つの過ち

新年が明けて、さすがにもうエンジンがかかって、

日々全力でお仕事をされているここと思います(笑)

 

新年と言えば、

今年の目標をたてられた方も多いのではないでしょうか。

しかし、せっかく立てた目標を

なかなか達成できない人も多いと聞きます。

 

私は、目標達成を習慣化していない人は、

2つの大きな過ちを犯していると感じています。

 

一つ目は、

目標を立てるときの順番です。

あなたは目標を設定したら、

次に何をするか考えてみてください。

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ほとんど人は、目標を立てると、次に

「どうしたら達成できるか?」と、

何をするかを考えます。

それこそが、良く犯す過ちなのです。

 

例えば、電車で

「千葉の木更津に行くぞ!」

という目標を立てたら次に何をしますか?

もし、先ほどの目標設定の仕方であれば、

木更津まで「どうやって行くか」を考えることですよね?

しかし、その前に確実にやらなければいけないことが一つあります。

それは、今どこにいるのかを正確に把握することです。

路線図のアプリで、

目的地に「木更津」と打ち込んだとしたら、

次に何をするかというと「今どこにいるか?」ですよね。

これをしない限り、

「どうやったら早く行けるのか?」

「どうやったら安く行けるのか?」

「どうやったら乗り換え数を少なく行けるのか?」

など、達成のための戦略が立てられません。

そうなんです。

要するに、目標を設定したら次にすべきことは、

現状をよく把握することなのです。

現状をしっかり分析をして、

目標達成に必要なこと(行動、能力、スキル、物、人脈など)で、

「あるもの」と「ないもの」が把握できるので、

では、「ないもの」をできるだけ早く手に入れて達成するために、

いつまでに、何を、どうしたらいいのか?

という戦略や戦術が明確になってくるのです。

 

ところが、目標達成を習慣化していない人は、

目標を立てると、ろくな現状分析もせず、すぐに、

「いつまでに、何を、どうするか?」

という検討に入ってしまうので、

いらぬことをしてしまったり、

気づかぬうちに遠回りをしていたり、

計画が曖昧がゆえに立ち止まることも増えて時間がかかったり、

ボタンを掛け違えたことを少したってから気づいて、

またやり直すことがあったりと、

いらぬ手順を踏むことになり、

結局目標達成ができないという現実を、

自ら作り出してしまっているのです。

 

長くなったので、

もう一つの「良く犯す過ち」は

次週水曜日にお伝えをしたいと思います。