私はよく、
「できるリーダーは、
なぜ言葉を大切に、上手に使うのか?」
という話をします。
カリスマ性がなくても優れたリーダーはたくさんいます。
話し上手でなくても優れたリーダーはたくさんいます。
でも、優れたリーダーに共通していることがあります。
それは『伝え上手だ』ということです。
優れたリーダーは
「意識が現実を作りだし、言葉が現実を生み出す」
ということを知っています。
「腰が痛い」と意識を向けると、
人はマッサージや整体・カイロなどに行こうという行動を起こします。
そこで、施術をしてくださる方に
「腰を治療してもらえますか?」
と生み出したい現実に言葉を使うのです。
「ラーメンが食べたい」と意識を向けると、
人はラーメン屋さんへ行こうという行動を起こします。
そこで、「ラーメンください!」
と生み出したい現実に言葉を使うのです。
もし、腰の施術をお願いしに行ったにもかかわらず、
「首の施術お願いできますか?」
ラーメンが食べたくて行ったのに、
「チャーハンください」
といったら自分が生み出したいことは現実化するでしょうか?
例えば、部下から、
一生懸命仕事をするという行動を引き出したいのであれば、
一生懸命仕事をすることの大切さや素晴らしさを言葉にするのです。
間違っても、一生懸命仕事をしないことに対する、
愚かさやダメなところに言葉を使わないことです。
今あなたは何に意識を向けていますか?
今あなたは生み出したいものに言葉を使っていますか?
意識は現実を作りだします。
言葉は現実を生み出します。
意識は生み出したいものに向け、
生み出したくないものには向けないようにしてください。
意識を向けたもの、まさにそのものが手に入るのです。
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