長く付き合っている某一部上場企業の社長がいます。
この彼とはお互いに忙しいので毎年1回ですが、
忘年会旅行に出かけています。
朝から晩までお酒を酌み交わす中で、
本当にいつも勉強にもなり、
エネルギーをもらっています。
彼の素敵なところは
「~すべき」という『べき論』に全くこだわらないところです。
ある意味 going my way 的な
我が道を行く自分勝手さもありますが、
周りがそれを許せてしまう魅力のある人です。
例えば、その旅行先で雪が降っていた時に
いきなり雪合戦を始めたので
「おいおい一部上場企業の社長で50を過ぎたおっさんが・・・・」
みたいなことを私が言ったら、
そんなことまったく気にしません。
自分がやりたいからやっている。
だたそれだけなのです。
旅行中に携帯をちょこちょこいじっていたので、
「さすがに一部上場企業の社長にもなると
休日でも携帯でいろいろ確認しないといけないことがあるのか」
と聞くと、ただ携帯でゲームをやっていただけでした(笑)
ビジネス書は全く読まないが、
kioskに売っているマンガは全部読む、
という変わり者でもあります。
要するにオタクなのです(笑)
でも、かれは立派な経営者です。
ポジティブにとらえるのであれば、
自分に素直に生きているので、
他人にも素直でいられる。
そして「~すべき」という体裁とか人の目を気にせず、
自分に嘘をつくことなく、
素直にまっすぐに生きているという感じです。
一言でいうと、とにかく自分の人生を楽しんでいます。
私は、何の才能も能力もなかったので、
自分の目標を達成するためには、
より高い決断の基準をもって生きる必要がありました。
ですから、思った以上に
「~であるべき」があるのかもしれないと、
彼に会うと考えさせられます。
もう人生の後半でもあるので、
もっと楽しく、もっと自分らしく生きる生き方を、
そろそろ模索する必要があるのかもしれません。