リーダーのための「人づくり、組織づくり」に特化した日本一の教育機関を目指す!
経営者向けセミナー・講習会

私の人生を時計の24時間に例えるのであれば、午後1時半

先日、愛息子の卒業した小学校が発行している小冊子に

こんなことが書かれていました。

 

『よく、人生を時計の24時間に例えることがあります。

今の小学生が大人になるころには平均寿命が延びて、

100歳になったと仮定すると、

人生の時計の1年間は約4年となります。

小学校を卒業する12歳は午前3時となります。

まだ夜明け前、人生の準備期間になります。

その準備期間は

「将来、自分がなりたいものになれる」

基礎作りに当たります。

学校での学びは、そのためにあるのだと思います』

 

正直ドキッとしました。

私の人生を時計の24時間に例えるのであれば、

午後1時半。

もう準備期間も終え、人生の本番に突入している状態(汗)

午前中は一番頭が冴えている時なので、

1日のうちで一番生産性の高い仕事ができると言われていますが、

その一番生産性の高い午前中はもう過ぎてしまっている状態。

大変だ!!(大汗)

 

人は、残念ながら歳をとればとるほど、

知力、気力、体力共に衰えてきます。

これはある意味仕方のないことですね。

でも、でも、今この時期だからできることもあります。

それは、まだ午前中も通り過ぎていない

子供や若者に自分の経験から学んだことを伝えていくことです。

社長であれば社員に、

リーダーであれば部下に、

親であれば子に、

先生であれば生徒に。

 

ただ、厄介なことに、今の子供や若者は、

自分とは違う午前中を過ごそうとしていることです。

世の中が変わり、

社会で生活する人々の遊び方や仕事のやり方、

そして、生活習慣や価値観までも

変わったといっても過言ではありません。

ですから、自分の経験や体験が

そのままでは通用しないということです。

自分の経験を、

今の時代に合ったやり方に変換をして伝える工夫が必要になっています。

そのためには、今の時代にあったやり方を

現場から引き出すことが必要になってきていることを

伝える側は自覚する必要があります。

 

せっかくの経験から学んだ知見を

必要な人にちゃんと伝えていますか?

それはあなたの独りよがりになっていませんか?

ぜひ自分を見つめなおしてみてください。