先日、私が代表を務めるリーダーズアカデミーの東京校で今月卒業する方で、
「お世話になりました。
周りから変わったと言われるようになり、
リーダーをしていることが楽しくなりました!」
と言って下さった受講生がいました。
彼女のように変われる人と変われない人の差はどこにあるのか?
細かいことを言えばいろいろな要因はありますが、
明らかに違うことが二つあると思っています。
一つは、セミナーや本よ読んで学んだことに対して、
「言っていることは分かるんだけどさん・・・・、でも・・・・」
と行動したくない、するのが面倒など、
しないための言い訳をして行動しようとしない人ですね。
要するに、成果を出せていない人は、
理想論だの、現実はそんなに甘くないなど、
やらない理由を並べ立てて、
自分が変わることを恐れている、
というよりも変わることを面倒くさがっているのです。
成果の出せている人は、
内容によっては理想論に聞こえる部分もあるかもしれませんが、
理想を現実化させるために、
一つでも多くのことを行動に移して努力をしていきます。
もう一つは、
「嶋津さん、そこまでやらなきゃダメですか・・・・」
と言って、リーダーとしての仕事から逃げようとする方です。
答えはもちろん「はい」です。
私から言わせれば、そのような人には、
「そこまでやらないから成果が出ないんですよ」
と言いたいとこですね。
というか率直に言っていますが(笑)
今のやり方で成果の出ている人はそれでいいと思います。
でも、今のやり方でうまくいっていない人は、
何かを変えなければ、何も変わらないわけです。
成果の出ない過去の延長線上で行動をしているから
いつまでたっても成果が出ないのです。
ですから、変わる人は変わり続けるし、
変わらない人は永遠に変わらないということになります。
武道で「守・破・離」というものがあります。
一般的には、
「守」は、師についてその流儀を習い、
その流儀を守って励むこと。
「破」は、師の流儀を極めた後に他流をも研究すること。
「離」は、自己の研究を集大成し、
独自の境地を拓いて一流を編み出すことを言います
武道における修行が人生に深く関わっている以上
その修行には限りがない。
すなわち、限りなき修行に没入することを
最終的には求めている言葉です。
この武道の「守・破・離」と同じように、
まずは成果を出すためには四の五の言っていないで、
成果を出したければ
「守」からはじめてみてはいかがでしょうか。