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あなたの会社は、スーパードライ組織?ウルトラウェット組織?

先日、私がもう25年以上愛読している

日経トップリーダー(旧日経ベンチャー)に、

 

「スーパードライ組織?

ウルトラウェット組織?

社員が定着するのはどちらの会社?」

 

という特集が組まれていて気になったので

あなたにシェアしたいと思います。

 

ドライ派、ウェット派、双方の企業を2社取り上げて

持論を展開していましたが、私から言わせれば、

「どっちでもいい」

というのが正直な感想です。

これは、どちらが正しいのかというと、

どちらも正しいからです。

 

会社の文化(社風)に起因することで、

社長の考え方が色濃く出る部分ですね。

その社長が、それを正しいと思って社員を教育し、

その社風に合った人材を採用すればミスマッチも起きず、

経営者の手腕が正しければ会社は伸びます。

 

ドライな会社は、

ドライな関係性を気づくための教育をし、

その社風にあった人を採用します。

ウェット派は、

ウェットな社風を構築するために教育をし、

その社風に合った人を採用します。

ただそれだけですよね。

 

ここに一貫性がなく、

ドライ派なのにウェットな人間を採用してしまったり、

ウェット派なのにドライな人材を採用してしまうと、

お互いに不幸になるわけです。

 

ですから、

構築したい社風に合った、

どんな人材を育成したいのかという

「理想の社員像」を明確にして教育戦略を考え、

その理想の社員を育てるために、

どんな要件を持った人材を採用する必要があるかを明確にして、

採用戦略を決定していきます。

そして、その採用をした人材に対して、

ドライ派はドライな人材が育つように

ドライな評価制度によるドライな評価を与え、

ウェット派はウェットな人材が育つように

ウェットな評価制度によるウェットな評価を与えるのです。

 

そうすれば、

どっちも正しい経営戦略ですので、

会社として結果が出ていれば

どっちがどっちということはないですよね。

一番よくないのは、

この戦略に一貫性がないことだと私は考えます。

 

ちなみに私は

人間関係はウェットで、

仕組みはドライという中間派です(笑)

言い方を変えると、

頭はデジタル、ハートはアナログって感じですかね(笑)

ですから、心は温かく、

でも仕事には厳しい社員が育つような、

採用と教育と評価を繰り返すのです。

そうすれば、その会社にあった人材が育つのです。