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嶋津がリーダーとして一番うれしい瞬間

あなたは、

「リーダーとして最もうれしい瞬間は?」

と聞かれたら何と答えますか?

私は、間髪入れずに

「部下を前に出させることができたとき」

と答えるでしょう。

「前に出させることができたとき」

というのがわかりづらいかもしれないので、

もう少し詳しく説明します。

 

私は今の仕事をしていると、

「リーダーとして最も大切なことは何ですか?」

と聞かれることがあります。

私の答えは、

「部下一人一人の成功こそが自分の一番大切な目標だと

部下に心から信じてもらうこと」

と言います。

つまるところ、

上司の成功または失敗は、

ほかの誰かと働くより自分と働くことで

部下の生産性が上がるかどうかにかかっています。

要するに、部下の成長を通して

目標達成できるかどうかにかかっています。

 

最近、リーダーに

「カリスマ性は必要ない」

といった論調がありますが、

私から言わせればどちらでもいいことです。

カリスマ性が「ある」か「ない」は手段であって

目的ではありません。

目的は、部下の成長を通して

目標達成することです。

その人に合ったマネジメントスタイルで目標達成ができれば、

カリスマ性が「ある」「ない」はどちらでもいいことです。

 

今までのリーダーは、どちらかというと、

「自分が一番優れていなければいけない」

「自分が一番いいことを言ってやろう」

と前に出ることがリーダーとして大切なような

錯覚を起こしている人がいましたが、

自分が前に出ることよりも、

部下を前に出させてあげることの方が

はるかに大切です。

 

要するに、

「部下を前に出させることができたとき」

というのは、

部下に目標達成をさせてあげて、

社会や組織から、

しっかり評価をされる人材に育つための

手伝いができた時だということです。

 

ですから、私の育成理念は、

今も昔も変わりまありません。

それは、

「部下への最大の貢献は、

目標達成をさせてあげること」

です。

 

あなたは、

「リーダーとして最もうれしい瞬間は?」

は何ですか?

あなたの育成理念は何ですか?

どんな信念をもって育成責任に取り組んでいますか?