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従業員が投資したくなる会社ですか?

あなたは、『投資』と言うと何を思い浮かべるでしょうか。

一般的には『お金』の投資を思い浮かべるでしょう。

ところが、実はお金の投資をしていなくても、

あなたは投資家なのです。

自分の持っている資産はお金だけではありません。

お金以外にも、一般的には、人・物・情報・時間があります。

 

例えば、時間や労力を会社に投資をしているのです。

友達と遊んでいるときにも時間や物や情報、

もしごちそうなどをしたのであれば、

お金も友達に投資をしたことになるのです。

子供だって時間や能力を勉強というものに投資をしているのです。

 

投資ということは、リターンを考えなければいけません。

ところが、ほとんどの人は投資を『お金』と考えて、

それ以外の投資活動のリターンを

考えていないのが実情ではないでしょうか。

お金の投資ですと、

100万投資をして、それを120万で売却したとしたら、

リターンは20万ですよね。

仮に仕事でいえば、

給料が30万の場合は、週40時間としたら月160時間。

時給にすると1,875円。

要するに、労力・能力・時間という投資をした

時間当たりのリターンは1,875円、

月でいうと、

160時間分の労力・能力・時間を投資したリターンは

30万ということですね。

 

今日はなぜこの話をしたのかと言うと、

実はあなたの会社の従業員は、

お金ではない資産を投資してくれている投資家なのです。

従業員一人ひとりが持つ知識や経験、スキル、

そしてアイデアや熱意といったものを、

会社に『投資』してもらう必要があるのです。

投資家ということは、

会社は従業員が投資をしたくなるような

魅力のある会社にしていかなければいけないということです。

 

従来の考え方では、会社は従業員を

「コスト」や「資産」と見ていましたが

実はお金こそ出していない投資家なのです。

がんばれない従業員は、

自分が持つ知識や経験、スキル、アイデアや熱意といったものを、

投資する価値がないと判断されているということですね。

逆に、頑張ってくれている従業員は、

自分が持つ知識や経験、スキル、アイデアや熱意といったものを、

投資する価値があると判断しているということですね。

 

あなたの会社は、従業員が投資をしたくなるような魅力ある会社ですか?

ぜひ今一度見直してほしいと思います。