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教育を「大切にする会社」×「大切にしない会社」

最近いろいろな会社にお伺いをし、

教育に対する取り組みが、

トップ(リーダー)にり大きく異なることに気がつきました。

 

もともと優秀なトップの方は、

自分が会社や上司から

大した指導や教育研修を受けずに育ってきたことにより、

教育研修によってどれだけの効果があるのか懐疑的で、

あまり教育研修に熱心ではない傾向があります。

ですから、社員も自分と同じように、

仕事を通して学び成長すると思い、

人事に突き上げられて仕方なく教育研修は実施するものの、

なんだかんだ言っても結局は懐疑的で、

実は意味のないものではないかと思っている感じがします。

特に、ノウハウ系は結果が出やすいので、

多少は積極的に取り組むものの、

ヒューマンスキル系は、すぐに結果が出にくいものですが、

ノウハウ系と同じように結果を求めるので、

教育研修の現場におかしな現象が起きている気がしてなりません。

 

逆に、もともと優秀ではなかった自分が、

上司の指導や会社の教育研修よって変わった経験のあるトップは、

教育により、人が変わり、組織が変わる、

と思っているので、非常に教育熱心です。

そして、そんなに簡単に結果に結びつくものではないと理解もしているので、

長期的視野に立ち教育プログラムを組み、

いつ、どこで、誰の役に立つかわからないと継続的に取り組んできます。

自ら内容を企画することもあり、

自らも学びの場に積極的に足を運び、

自分を成長させることも怠りません。

私はこのタイプなので、

教育により、人が変わり、組織が変わる、という信念から

リーダーズアカデミーというビジネススクールを開講しています。

 

では、どちらが正しいのでしょうか?

結論は、どちらも間違いではないということです。

単なるトップの考え方の差ですからね。

ただ、私はこう考えます。

 

80:20の法則をご存知だと思いますが、

ご存じない方はこちら

http://bit.ly/2rkGG6Z

簡単に言うと、その他8割、上位2割ということですが、

この上位2割の人は、

会社や上司が大した指導や教育研修を施さなくても、

勝手に育つのかもしれません。

きっと教育研修に熱心ではないトップは、

このタイプなのかもしれません。

では、残りの8割の人はどうなるのでしょうか?

教育を求めているのは、

この「普通」と言われる8割の人なのです。

その他8割の人が育つ仕組みがないと会社は伸びません。

残念ながら、上位2割の人間だけで会社経営ができると思ったら、

お門違いもいいところです。

 

会社や上司が大した指導や教育研修を施さなくても、

勝手に育つと思って教育熱心ではないトップに限って、

「なかなか社員が育たないんだよねー」

みたいなことを言っています。

私から言わせれば、

「社員が育たない」のではなく、

「育てていない」だけなのです。

 

特に、時代が変わり、

今リーダーと言われる人たちが、

自分が育てられた教育方法が

通用しない世代を部下に持ち、

新しいリーダーとしての

「やり方」「あり方」を問われている時代です。

ぜひ、そのことを学ぶために、

リーダーズアカデミーに一度お越しください。