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レジリエンスがあれば立ち直れる!

あなたは

『レジリエンス』

という言葉を知っているだろうか。

日本語では、

回復力、再生力、復元力などと略す。

「逆境や困難、

強いストレスに直面した時に、

適応する精神力と心理的プロセス」

と定義づけられているものだ。

困難があると心が折れてしまうが、

レジリエンスが発揮されれば立ち直れる。

レジリエンスは学習したり

トレーニングすることで

鍛えることができる。

いわば心の筋肉をつけることで、

折れない心を得ることができる。

心が折れないこと、

折れない心を身につけることが

リーダーにはとても大切な能力だ。

心が折れなければ何とかなる

言うことを聞かない部下、

はしにも棒にも引っかからないような部下、

リーダーはいろいろな出来事に、

心が折れそうになる。

しかし、どんな部下であろうが、

縁あって自分のもとで

仕事をしている限り

決して見捨ててはいけない。

これはリーダーとして

心得ておくべきだ。

どんな理由があろうが、

相手の人生がそこにはある。

もし、見切るようなことをするなら、

一日も早く自分のもとから

手放すことをすべきだ。

部下にしてみたら、

そんな上司のもとで働くことは

たまったものではない。

部下にしてみたら、

たまたまあなたのもとで

働いていたから、

たまたま今の職場で働いていたから

力が発揮できていなかった

だけかもしれない。

であれば、お互いのために、

一日も早く違う場所で

仕事をさせてあげたほうが、

部下のためにもなり、

部署のためでもあり、

自分のためでもある。

人は必要とされていない場所で

働くことほど辛いことはない。

 

レジリエンスのポイントは、

起こった状況(起こった事実)の

受け止め方をコントロールすること。

状況(事実)は

コントロールできないが、

受け止め方は

コントロールできる。

いろいろな問題や困難、

想定外がリーダーには起こる。

そのために、

考え方をコントロールすること。

コントロール

「できること」と「できないこと」

を区別して、

コントロールできることに集中する。

「足りないもの」や「ないもの」に

フォーカスしないで

「あるもの」にフォーカスする。

「できないこと」ではなく

「できること」、

「短所」ではなく

「長所」にフォーカスする。

 

ジャック・キャンフィールドは

言っている。

 

「どうやって肉体的ハンディキャップを

克服したのかとよく尋ねられますが、

私はいつもこうお答えしています。

私は何も克服していません。

ただ、ピアノを弾いたり

お箸で食べるなど、

自分にできないことは

何かを知っただけです。

でも、自分にできることは

何かを知ることの方がもっと大切です。

そして、私は自分にできることに

全身全霊で打ち込むのです。」

 

マーク・モーガン・フォードは

言っている。

 

「どんな状況であっても、

誰もが同じ選択肢を持っている。

あなたは、

その状況を嘆くこともできるし、

その状況を変えるために、

自分自身を変革する

努力をすることもできる」

 

読者であるあなたは、

心だけ持っていかれて

立ち止まるようなことはせず、

その状況を変えるために、

自分自身を変革する

努力をしてほしい。