先日の新聞に、
育児休暇の取得率が
上昇しているという結果が
掲載されていました。
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女性の取得率は 約90%
男性の取得率は 約1%
厚生労働省の調査によると
女性取得率は、
2年で17ポイント上昇し、
男性は、微増とのことでした。
利用者の職種や職位も多用になり、
育児休暇の運用が問われるようになってきた。
また、これからの管理職は育児休暇を
プラスに転じる力が求められる。
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この記事の中に目を引くものがありました。
それは「育休」をとったことによる
プラスの意見です。
以下の事が上げられていました。
・業務を引き継いだスタッフの
人材育成につながった。
・取得者をフォローした
管理職の意識改革につながった。
・業務の見直しができ、
効率的に仕事が進められるようになり、
無駄な業務がなくなった。
育休をとることで、
「業務の引継ぎ」や、
「業務の見直し」が強制的にでき、
上司にとっても部下にとっても
良い結果につながったということです。
私が皆さんに一貫して
お伝えしているメッセージとして
『部下を持つ上司の究極の仕事は
自分の仕事をなくすこと 』
がありますが、
この記事を読んで
改めてこのことを感じました。
上司の方で、
「自分がいなければ業務が回らない」
「部下に大事な仕事を任せられない」
・・・などと思って、
育休をとらない人ほど、
この制度を利用してみては
いかがでしょうか。
「育休」をとり、業務を見直し、
『自分がやるべき本当に必要な仕事』
を考えるきっかけに
してほしいと思います。
「親はいなくとも子は育つ」
と言いますが、つまり
「上司がいなくとも、部下は育つ」
ということですね。
「自分がいなければ・・・・」
と思っているのは、
あなただけかもしれません(笑)