先日の新聞に、
【働く日本】という特集の中で、
『 成長に導く、上司の背中が
何よりも強力な人づくりの教材になる 』
という文言が掲載されていました。
私は以前セミナーの中で、
【背中で語れる上司】
という言葉を使っていましたが、
古臭い言葉だと感じていたので、
避けていましたが、
新聞にこのように書いてあるので、
満更、昔の言葉ではないと
自信を取り戻しました(笑)
最近の企業不祥事をみていると、
社長(上司)の
無防備、無責任、無神経さから
来ているものだと私は感じています。
例えば、100人の部下がいたら、
上司は2つ目で
100人の部下を見ています。
しかし、部下は
200個の目で1人の上司を見ています。
上司が部下を見ている以上に
部下は上司を見ているということです。
それにちなんだ言葉として、
「上は3年で下を見、下は3日で上を見る」
があります。
上司が部下を知るには3年かかり、
部下は3日で上司を見抜くということです。
それだけでに、
『部下に恥ずかしくない行動』
『人として恥ずかしくない行動』
をとるように、
上司はもっと自分を律するべきです。
自分の背中に責任を持ち、
背中で語れる上司が、
今改めて必要な時代に
なったのではないでしょうか。