■先日、歩いている時に
「生かされている私たち」
という文字が書かれている雑誌が、
目に入ったので、手にとって見てみました。
その雑誌の中に、こんな文章が
記載されていました。
「・・・事実として、私たちの命は
自然の働きによって支えられています。
空気や水、大地、太陽の光など
さまざまな自然の恵みがあって
初めて私たちは生きていくことができるのです。
・・・・・
近代科学の発達で、
私たちは自然の謎をつぎつぎと
解き明かしてきましたが、
どんなに科学が発達しても、
人間も大きな自然の一部であり、
自然に依存して生きていくという
事実は変わりありません。
・・・・」
■私は、もちろん
他人に生かされているという実感値があり、
かつ、人にもそのように
伝えてきた人間ですが、
それは、”周りの人”に
生かされているという
スタンスで話してきました。
例えば、子供と一緒にご飯を食べ、
ご馳走様をする時、
「ご飯を作ってくれたお母さん、
お米を作ってくれたお百姓さん、
果物や野菜など、
おかずのもとを
作ってくれた農家の皆さん、
ありがとう。」
という一言をいってから
ご馳走様をするように
まだ小さくてわけのわからない頃、
教育の一環としてやっていた時がある。
今は言っていませんが、
心で思ってくれていると信じています(汗)
■私は、この文章を読んで、
空気や水、大地、太陽の光など
自然の恵みによって
生かされていると改めて思いを馳せました。
今、環境破壊が
大変問題になっていますが、
世界全体が
「自然に生かされている」
という意識をもった時に、
環境問題が本当の意味で
進展するのではないかと感じました。
みんなが、
「自然に生かされている」
という気持ちになれたら
どんな良い世の中になるのだろうか・・・・。