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リーダーの説明責任

リーダーで最も大切なことは

「思い」であると私は考えます。

しかし、思いだけではリーダーは務まらないのも事実です。

 

次に何が必要なのかと言うと、

その思いを言葉と言う道具に乗せて、

「説明をする」「理解させる」「納得させる」

というコミュニケーション能力と言うか

スピーカーとしての能力も問われます。

 

特に偉くなればなるほど、

株主や社会に対して

業績開示・問題開示・ビジョンなどの

説明責任がいたるところで問われてきます。

 

リーダーは、用意された紙を読むのではなく、

自分の言葉にして

社会や社員・部下に対して

分かりやすく説明していく能力が必要になります。

 

状況の認知能力や

変化への対応力が非常に優れているリーダーであっても、

組織を動かしていくには、

個人の能力では限界があります。

 

組織が大きくなればなるほど、

リーダー自身が感じている内容を

他人に説明し、理解させ、

納得させていかなければなりません。

 

つまり、新しい道を開くリーダーは、

不確定な未来に対しての進路を自らの直感により定め、

理念やビジョンとして組織の内外に提示するだけではなく、

それを具体的目標に変換して

現実と連動させていくことが必要になります。

 

そのためには、

対話や共通の体験を通じて、

核となっている抽象的概念を他人に理解させ、

具体的な表現で説明していくことが求められます。

 

また、同時に、

それに対する企業内外の反応や

企業環境のちょっとした変化など、

ミクロな現象から兆候を読み取り、

高いレベルの全体構想へ

フィードバックさせていく能力が必要なのです。

 

特にグローバル化する世の中では、

難しいことを、分かりやすく、やさしく、楽しく、深く、

伝える力が問われるのではないでしょうか。

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