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情報の3段活用

最近私は口を酸っぱく部下に伝えていることがあります。

それは「情報の3段活用」です。

 

毎日仕事をしていると、

あらゆるところからたくさんの情報が入ってきます。

上司・同僚・お客様・本・雑誌・SNSなど

情報が溢れかえっています。

 

情報はまず「取得」ということから始まります。

これには、自分から得ようと思って得た情報と、

自然と入ってくる情報がありますが、

まずはここから始まります。

 

次に、得られた情報を「整理する」と言う作業を行います。

この、情報を整理する力と言うのは

仕事の段取り力に比例すると言うのが私の実感値です。

・どの情報は取っておくのか?

・どの情報は捨てるのか?

・どの情報は今すぐ使うべきことなのか?

・どの情報は利用期日が決まっているものなのか?

などなどです。

 

そして、最後に整理した情報を「確認する」という段階になります。

・整理の仕方に間違いや問題がないか?

・期日があるものはスケジュール表に書き入れて、いつ利用するかもちゃんと決めたか?

など、整理の仕方、得られた情報の解釈などが間違えていないかを確認するのです。

ほとんどの方が得た情報をそのままで終わらせてしまうことが多いのには驚いてしまいます。

 

私の友人は

「本から得られた必要な情報はメモに転記して、

よっぽどの名著でなければ捨ててしまえ」

と言っていますが、

現代社会はインターネットの普及によって、

情報で溢れかえっています。

「捨てる情報はどんどん捨てる」

「入れない情報は入れない」

など、この情報の整理力というのは、

今の社会では仕事ができる人の一つの能力です。

 

私はこの

「取得」

「整理する」

「確認する」

の「情報の3段活用」は血液で言う

白血球・赤血球・血小板のようなもので、

全てが揃わないと機能せず、

せっかく得た情報も宝の持ち腐れになってしまうので、

ぜひ気をつけてほしいと思います。

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