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私が部下から言われたい一言

私は、常日頃から自分の元を巣立った部下から

言われたいと思っている一言があります。

それは

「嶋津さんの下で働けて本当に良かったです。

おかげさまでいろいろ勉強になり、こんなにも成長することができました。

仕事や人生を生きていく上で

一生の財産を手に入れた気がします。

でも、また嶋津さんの元で働くのは勘弁です(笑)」

 

私は自分のできる限り全力で部下とは接します。

その分、部下側からすると、

非常に負担になったりプレッシャーになったり、

ある意味迷惑だと思うこともあるでしょう。

しかし、私は気にしません。

なぜなら、私の中で

「必ず部下の成長に繋がることだ」

「部下への最大の貢献は、成長というプレゼントを贈ることだ」

という信念のもとに接しているからです。

時には本気だからこそ、

部下にしてみると迷惑に感じるようなことをしてしまったり、

「暴言」を吐いたりしてしまうこともあります。

ただ、多少の荒さはあっても、

部下が成長している実感が味わえ、

上司も普段から常にオープンで、

自分らしさを理解してもらえるような接し方をしていれば、

本人も理解してくれます。

悪く言えば上司の扱いを覚えてきます。

 

私の場合は部下にするとあまりにも分かりやすい上司なので、

たまに失言をしても流されているような気がして、

更にむかつくことがありますが(笑)

 

言われたい一言の文末にある

「でも、また嶋津さんの元で働くのは勘弁です」

とはどういうことかといいますと、もし、逆に

「また嶋津さんの下で働きたい」

と言わせてしまうということは、

私にとっては、

部下の自立に失敗をした上司だと思っているからです。

 

釣りの例えで

「お腹のすいた人に、魚を釣ってやるか?

これから困らないように魚の釣り方を教えてやるか?」

という有名な話しがありますが、

私は最後に自分の部下が

何をやっても食っていけるように自立させることだと思っています。

上司と部下の間には「人間」という不確定要素がある以上、

どんな場でも応用が利くような教育をして、

後はある程度本人に委ねるしかありません。

 

だからこそ、世の中はそんなに甘くないので

「人よりいい人生を送りたい」

「人よりいい仕事がしたい」

と思う部下に、

上司が多少厳しくもなるのも普通だと考えています。

 

あなたは本気で部下と接していますか?

部下の皆さんは本気で自立をするために、

上司と共に成長を実感する仕事ができていますか?

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