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「座右の銘」が人生のブレをなくす

あなたは自分の座右の銘を持っていますか?

私の座右の銘は「人生1回」です。

正確にいうと少し前までは(笑)

 

私はこの言葉をいつも事あるごとに思い出します。

この言葉は私の友人がよく口にしていた言葉で、

以来私の座右の銘になりました。

 

人は生きているとたくさんの岐路に立ち、

そこで意思決定をしなければなりません。

そんな時いつも

 

「たった一度しかない人生で、

本当はどうしたいのだろうか?

何の障害もなかったら

自分はここでどのような意思決定をするだろうか?」

 

と、その出来事に問いかけをするようにしています。

 

人はついつい

「本当はこうしたい」と言う思いがありながら、

「でも・・・」

「だから・・・」

「それは・・・」

と自分に言い訳をします。

また、仕事をしていると

「こうあるべきだ」という

『あるべき論』で考えてしまうことが多々あります。

 

私も一時期

「自分は本来こうしたい」

という思いと

「リーダーとしてこうするべきだ」

という思いの心理的距離のギャップである

『役割の距離』にはまったことがありました。

仕事をしていて、

どんどんそのギャップにストレスを感じるようになり

「いったい俺は何をしたいのだろうか?」

と悩んだ時期もありました。

 

そんな時、友人から

「人生1回なんだからさ、お前らしくすることが大切なんじゃないの」

とアドバイスをもらい、

何か胸の痞えが取れたような気がしました。

 

その後、

自分がどうしたいかを大切にするようにしたら、

今まで以上に周囲の協力や賛同が得られるようになり、

演じた自分には魅力がないことに気付き、

自分に正直でいることの大切さを学びました。

 

時が経ち2011年3月、

あの東日本大震災が起きました。

その数か月後、

被災地である雄勝というところを訪れました。

友人がボランティアで住み込んでいた家の近くに、

少し高台にあったということもありますが、

ぺんぺん草も生えていない状況の中で、

古くて小柄ながら一軒の神社が残っていました。

その神社に案内をされたとき、

神社の名前が

「作楽神社(さくらじんじゃ)」

だったのです。

私は名前を見た瞬間、

自分の次なる座右の銘を決めました。

それは、

「人生1回!作楽咲く!」です。

これには私の決意があります。

 

「あの大災害の中生き残った神社。

私の人生もこれからいろいろな困難が待ち受けていると思うが、

必ず生き残って頑張っていく。

そして、人生1回なのだから桜の木がたくさんの花を付けるがごとく、

自分の人生にたくさんの『楽しい』という花を咲かせて、

桜の木が人を魅了するがごとく、

仕事でいかにたくさんの人々を魅了していけるか」。

 

そんな思いを込めて決めました。

あなたは、ぶれない人生を生きるために、

自分にとって意味のある座右の銘を持っていますか?

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