最近、いろんな企業様へお伺いをした時に、
製造現場を見せていただくことがあります。
そこで一つ気付いたのですが、
最近お伝えをしている「仕組化」のヒントは、
製造現場にあるということです。
大企業の製造現場はご存じの方は多いと思いますが、
何万人という人たちが商品の完成に向けて協力をしあっている場所です。
もちろん、その仕上がった製品には、
作る人や作る国によって違いが出ることは許されません。
商品が完成するまでには国際色豊かにいろいろな人が関わります。
今回お伺いをした中国の企業でも、
7万人の従業員がいて毎月1%が退職されるそうです。
たくさんの従業員を抱える大企業としては、
1%とはいえ、700人が毎月いなくなる分、
毎月700人以上の採用をしなければ、
社員は増えないわけです。
それだけの人員を製造現場に送り込み、
同じクオリティーを維持するためのポイントは二つしかありません。
ひとつは、徹底した教育の仕組化、
もう一つは、だれでも同じ成果を出せるように
徹底した現場の仕組化です。
製造現場を見学させていただくと、
その仕組化されたものがたくさん見ることができます。
たとえサービス業であろうが、
その仕組みからいろいろな事へ応用できるきめ細かなものがあります。
今現在仕事の仕組化に取り組んでおられる方は、
ぜひどこかの大企業の製造現場を見学させてもらってください。
そこにはたくさんのヒントが隠れています。
最近私の好きな言葉を皆さんにプレゼントしましょう!
「 頑張らないでいいように、
がんばって、がんばらないでいい仕組みを作る 」
ぜひ徹底した仕組化に取り組んでください。