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目標達成の落とし穴

あなたは仕事や勉強をしていて、

「ちっとも前に進まないな」

「いつまでたっても上手にならないな」

「いつになったらできるようになるんだろ?」

「このやり方で本当にうまくなれるのかな?」

というように、

自分なりに一生懸命取り組んでいるのに、

思うような成果が手に入らないと思ったことはありませんか?

 

自分の部下に対しても

「あいつは一生懸命頑張ってはいるけど・・・・」

「あいつはいつになったらできるようになるのかな?」

「あいつは・・・・・」

というように、

なかなか自分の部下が成果を出せなくて

イライラしたことはありませんか?

私もそういうときがあります(笑)

 

しかし、そういう時こそスタート地点に戻って、

その時から比べたらどれくらい成長したかを

見てあげることが大切です。

 

目標設定は、

ゴールセッティングと現在地の確認から始まります。

よくゴールセッティングはするものの

現在地確認をしない人がいますが、

実はこれが目標設定の大きな落とし穴なのです。

 

ゴールに向かうにあたって、

まずは

「今自分がどこにいるのか?」

「今自分はどのくらいのレベルなのか?」

「今あるリソースは何で、必要なのに今ないリソースは何なのか」

を把握して、

はじめてそのギャップを埋めるための戦略や戦術が

生まれてくるのです。

そして、現在地を明確にしてスタートしたからこそ、

どこかの地点でどれくらい成長したかの

成長度合いも把握できます。

 

言わば、グーグルの路線検索で、

ゴールの駅名を入れて今いる駅を入れることにより、

路線が明確になり、

どこかの駅の地点でどこまで進んだか

把握できるのと同じことです。

 

成長は人それぞれスピードもちがければ角度も違います。

成長曲線はどこで加速するかは神のみぞ知るという感じです。

自分のやっていることに信念を持って取り組めているのであれば、

また、部下のやり方を信じるのであれば、

成長のスピードや角度が思う通りにならず

多少イライラすることがあっても、

ぜひスタート地点に戻って

「自分はどれだけ成長をすることができたか?」

「部下はどれだけ成長をすることができたのか?」

を改めて見てあげてください。

 

放っておくと人間は

人の短所探しと言い訳の天才です。

意識してポジティブな部分に目を向けてあげてください。