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人はいかに無駄な時間を過ごしているか

私はチームメンバーの仕事分析を行うために、

日報の作成を推奨しています。

私は日報は書きませんが、

自身も仕事を必ず定期的に見直ししています。

スマートフォンを使用しPCと同期させて、

スケジュールは全てグーグルカレンダーで管理していますが、

毎月末または月初に1カ月を振り返えって

自分の動きに無駄がなかったかを確認しています。

しかし、そんなことを繰り返していても、

毎月無駄な時間を過ごしてしまう部分があるのが実情です。

 

しかし、振り返ってみると、

私にとって

『必要な無駄な時間』と、

『必要ではなかった無駄な時間』

があるのがわかります。

この『必要ではなかった無駄な時間』を

振り返りをおこない、とことん削っていくと、

時間にゆとりができ、

更にその余った時間を他の大切な事に回すことが

できるようになるのです。

 

また、仕事をしている時は必要だと思ってやっていた

『必要であった無駄な時間』でさえ、

振り返ってみれば無駄だったんだと気づくときもあり、

次回から『同じ無駄』の繰り返しをしない、

いい学びになっているのです。

 

逆に時間の使い方の振り返りをやっていな人は、

非常に感覚に頼っていると思います。

「本当に時間を有効に使えているのか」

「本当に無駄な仕事をしていないのか」

など、どうやって時間管理・行動管理をしているのか

不思議でなりません。

1ヶ月を振り返ると

いかに無駄な時間を過ごしているかよくわかるので、

是非やってみてください。

 

以前、

「しない勇気、すてる勇気」

 

というテーマでメルマガを発行したことがありますが、

1ヶ月の振り返りをすることにより、

今後何を残し、何を捨てるのかも

わかるようになってきます。

 

「いつまでもデブと思うなよ」(新潮新書) 

 

で話題を集めた岡田斗司夫さんは、

食べた物をすべて記録するという、

レコーディングダイエットを実践するだけで、

わずか1年で50キロのダイエットに成功をしたそうです。

 

自分の状況は分かっているつもりでも、

案外わかっていないものです。

どれだけ食べているのかわからなし、

何を食べたのかもわかりません。

記録してみると

「こんなに食べていたのか」

とショックを受け、

「これではいけない」

と考えるようになるのです。

 

それと同じで、

自分の時間の使い方は分かっているつもりでも、

案外わかっていないものです。

どんなことに、どれだけの時間を使ったのか、

わかっていないし、

何をしたのかも意外とわかっていないものです。

記録してみると

「こんなことにこんな時間をつかっていたのか!!」

と驚きます。

今より、さらに効率のいい、質の高い仕事をするためにも、

たかが月1回数十分とたいした時間ではないので、

ぜひ自分の大切な時間を、

「何にどれくらいの時間を使ったか」

を振り返ってみてください。