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いい人材が取れない・人が辞める会社の本当の理由は?

中小企業の経営者の方とお話をしていて

すごく気になる発言があります。

それは、

【なかなかいい人が取れなくて】

という言葉です。

 

そもそも、なぜ、いい人が取れないのでしょうか?

もちろん、会社規模・やっている事業に魅力を感じてもらえないなど、

表面的にはいろいろな原因があるかもしれません。

しかし、本当にそれが原因でしょうか?

私は本質的な原因は、

【社長の魅力・器そのもの】だと思っています。

 

人が辞める一番の理由は何かご存じですか?

アンケートの取り方、取る会社によって若干の違いはあるにせよ、

【この会社にいても自分が成長できないと感じるから 】です。

人は

「この会社からもう学ぶものはない」

「この上司からもう学ぶことはない」

と思ったら、辞めていってしまうのは当然ではないでしょうか。

この人の下で働きたいと思う魅力がなければ

「いい人が採れない」

「人が辞めてしまう」

というのも当然ではないでしょうか。

 

もし、

「いい人が採れない」

「人が辞めてしまう」

といったことでお悩みの経営者の方がいらしたら、

ぜひ今一度自分が

「この人の下で働きたい」

と思える人間か、振り返ってみてください。

人が辞めない会社・いい人が取れる会社になるには、

自らのレベルを上げ続け、

社員のレベルを引き上げられる会社になるしかないでしょう。

 

「うちみたいな小さな会社に・・・」

「この不況業種に・・・」

と言われる方がいらっしゃいますが、

大企業の子会社で

いきなり資本金●億円、従業員●百人などで始まる会社は別として、

1から事業を立ち上げた会社はみな通ってきた道です。

 

京セラ名誉会長の稲盛さんが

【会社は、社長の器以上でもそれ以下でもない。社長の器そのものだ】

とおっしゃっていました。

「欲しい人材が取れない」

「辞めてほしくない人材が辞めてしまう」のは、

【それが社長の器】なのです。

だからこそ、人は偉くなればなるほど、

歳をとればとるほど人間力を磨く必要があります。

 

成果は【能力+人格】から

【能力×人格】へ変化していくからです。