ビジネス雑誌や新聞でよくみかける
【ダイバーシティーマネジメント】
要約すると、
『有能な人材確保のために、
女性、外国人、少数民族などを受容し
活用できる組織を作る人材管理手法のこと。
ダイバーシティーは多様性という意味』
ですが、これに関連し、必要となってくいるのが、
「フレキシブル・ワーク・アレンジメント」=柔軟な勤務形態。
最近では、副業を認めたり、
テレワークを導入する企業も増えてきました。
先日、このことについて興味深い新聞記事が掲載されていました。
某コンサルティング会社で非常に優秀な従業員が
家族と過ごす時間を増やすために、
仕事時間を減らしたいとクビ覚悟で会社に申し出たところ、
会社側は
「実は君を昇進させようとしていた。
パートタイムで働いてみないか?」
と以外な言葉をもらったということでした。
彼は、仕事時間も給与も3割減で、70%勤務をはじめ、
無事昇進したとのことです。
このようなことが、現実として日本の企業にあるのか、
ないのか私には分りませんが、
フレキシブル・ワーク・アレンジメントで一歩先を行くアメリカでは、
このようなことがおこる時代となっています。
至極当たり前の
【企業は人なり】ですが、
やはり、どんな人と、どんな組織を作るかで、
企業成長の80%が決まることを考えたとき、
優秀な人材を確保のためにどこまでやるかが
今後大きなポイントです。
これからの世の中、
生活重視派の男性が日本にも増えてきます。
会社の制度として
柔軟な勤務形態が整っているか、いないかで、
優秀な人材を確保できるかが決まってくるのでは
ないでしょうか。
サイボーズという会社をご存知でしょうか?
この会社は、100人100通りの多種多様な人事制度を設け、
非情に柔軟な働き方ができる制度設計をしている会社で有名ですね。
優秀な人材を採用し、
優秀な人材が辞めない環境を整えるかが、
今後の企業発展のための大きなテーマになります。
その一つとして、
フレキシブル・ワーク・アレンジメントを整える
必要があるのかもしれません。