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朝60分で部下が変わる!

先週金曜日に

「上司と部下のコミュニケーションギャップ」

についてお伝えしましたが、

その反省を活かして、

その後、

私は部下とのコミュニケーションギャップ解消に向けて

何をしたかについてお伝えしたいと思います。

 

まず、実践したのが、

【毎朝、朝食を部下と食べる】

ということでした。

 

もちろん、会社も小さく首都圏以外に

支店があったわけではないので、

ほぼ毎日、朝からオフィスに出社できる状況でした。

 

毎日、代わるがわる社員の誰か一人に

8時にきてもらい、(始業時間は9時のところ)

毎朝近くの喫茶店でモーニングを一緒に食べたり、

一緒に近くのコンビニに朝食を買いに行って、

オフィスの会議室で食べながらいろいろ話をしたりと、

パターンはいくつかありましたが、

ほぼ毎日必ず社員の誰かと朝食を一緒に食べながら

会話をすることを自分に課しました。

もちろん、私のおごりです。

 

会話の内容は、

はっきり言ってたわいもないことが多かった気がします。

仕事のことはもちろんですが、

家族のこと、親のこと、趣味のこと、彼氏彼女のことなど、

人によっていろいろな話をしました。

私から「社長としての考え」や「ビジョン」を話したり、

社員からの質問に答えたりと様々でした。

 

一見、非効率のように見えて、

これが非常に効果がありました。

みるみる社内の活気が変わり、

会社の実績の業績が上がりました。

 

実は、何気なく実施した

【 朝60分の個人面談 】だったのですが、

・自分が今何を考えているのか、

・社員が何を考えているのかなど、

恐ろしいくらいに情報が入ってくるようになり、

自分自身にとっても、

社員にとっても良い影響がありました。

今はやりの1on1ミーティングみたいな感じです。

私は20年以上前にやっていたので、

最先端のマネジメントでしたね(笑)

 

もちろん、はじめは私も正直イヤでしたし、

社員も恐る恐るでイヤだったでしょう。

しかし、実施していくうちに、

別に怒られるわけでも文句を言われるわけでもなく、

仕事の話しをくどくど聞かされるのでもないことが分かってくると、

社員も朝飯がタダで食えると

楽しみにしてくれるようになりました(涙)

 

うまくいったポイントは、

【仕事の一環ではない】

というメッセージを、

場所を変えたり朝食を食べながらやったことだったと思います。

 

この効果は絶大だったので、

もしコミュニケーション不足やギャップにお悩みの上司の方がいらしたら、

ぜひ騙されたと思って毎朝60分の面談をしてみてください。