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一つの課に、二人の課長?

人材の多様化の進む中、

今後益々柔軟なワークスタイルが

求められるということで

以前

「ダイバーシティーマネジメント」 

というブログを書きました。

 

先日「ジョブシェアリング」

についての記事があったので

その続編としてお伝えしたいと思います。

 

「ジョブシェアリング」というのは、

ひとつの仕事を曜日・時間などによって

2人以上で分け合う労働形態のことです。

 

先日、ある記事を読んでいて私は、

「スゴイな」と思ったことがありました。

 

それは、

「肩書を共有する」ということまでも、

実際におこなっているということでした。

 

これはアメリカの事例ですが、

要するに、一つの課を

二人の課長で管理するということです。

 

その記事によると、

誰と何を話したかなど、

詳細な業務日誌を共有し、

意見が食い違うときはすぐに話し合う。

 

そして、

メールアドレスもひとつで、

部下はどちらに聞いても答えは同じ、

ひとりの上司と話している

感覚だということでした。

 

おそらく、仕組みによっては、

日本でも成り立つのではないかと思いました。

 

先日のブログで記載しました

「フレキシブル・ワーク・アレンジメント」、

そして、今回の「ジョブシェアリング」といい、

今後、少子高齢化で

労働人口の低下が予想されている中、

各企業は、

外国人労働力を受け入れざる得ない状況になります。

 

ダイバーシティー(多様性)を

考えたワークスタイルを

ドンドン取り入れていかないと、

生き残っていけない社会に

間違いなくなります。

 

私は仕事柄

いろいろな企業様へお伺いをしますが、

本当にダイバーシティー(多様性)を

考えたワークスタイルを取り入れている企業は、

まだまだ少数派だと感じています。

 

まだ必要性を感じていないというのが

正直なところでしょう。

 

それぞれの会社ごとに事情はあるので

一概には何とも言えませんが、

多様性のない企業は

取り残される危機感を持ってほしいと思います。

 

あなたの会社は、

ダイバーシティー(多様性)はありますか?

その人たちが働きやすいワークスタイルはありますか?