成果は能力と人格によって形成される。
これは私が上司になったばかりの頃に教わった言葉だ。
それから私も上司としてのキャリアを積んできた経験から考えても、
成果は能力と人格によって形成されるものだと確信してる。
ただ、一つ注意しておきたいのは、
部下として働いているとき、
上司になったとき、
さらに偉くなっていったときなど、
それぞれの段階を考えてみると、
この能力と人格の関係というのは少しずつ変化するということだ。
部下として働いているときは
「成果=能力+人格」という公式が成り立っている。
しかし、上司となり、さらに立場が上になるにつれて
「成果=能力×人格」に公式が変わっていく。
どんなに能力があっても、
人格がゼロならば、
成果もゼロになってしまうのだ。
つまり、立場が上になればなるほど、
能力と人格のバランスが必要になってくるということだ。
柔軟なコミュニケーション図る際、
能力よりも人格の方が重要だ。
だからこそ人格を鍛える、
つまりは心の筋肉を鍛えることが大切なのだ。