「あなたの会社で売っているものは何か?」
と質問されたらあなたはどう答えるだろうか?
「コンピューターです」
「自動車です」
「家です」
「ソファーです」
などと答えるとしたら、
ビジネスパーソンとしては「いまひとつ」だ。
つまり、商品そのものはあくまでも手段であって、
最終的にお客様にどんなものを提案できるのかという目的に注目してほしい。
ものを売るという事は、商品そのものから、
お客様どんな価値をえられるのかを提案しているのだ。
そこで、上司と部下、あるいは部門全体で、
「いったい何を売っているのか?」
という部分を共有することが大切なのだ。
商品知識と言ってしまえば簡単だが、
そんな単純なものではない。
その商品が持つ付加価値をしっかりと理解し、共有することで、
部門全体として、お客様のニーズに敏感にもなるだろうし、
ニーズに即した販売戦略を打ち出せるようにもなるはずだ。
「自分たちは何を売っているのか?」
まずはそこからしっかりと確認してみてほしい。