一階から二階に上がるエレベーターで
たまたまお客様と一緒になったとする。
時間にしてわずか15秒程度のこと。
上司ともなれば、
この15秒の間に自分の会社や
扱っている商品の魅力を伝え切らなければならない。
これを私は「真実の15秒」と呼んでいる。
15秒で自社や商品の魅力を伝えるのはかなりむずかしい。
一度試してみるといい。
上司になれば、
部門を代表して応対する機会も増えるはずだ。
そうなれば、あなた自身の話し方次第で、
部門全体、ひいては会社全体が評価されてしまう。
そのため、常日頃から
「自分の会社の強みは何なのか」
「何をしている会社なのか」
「どんなものを売ろうとしているのか」
「何で他社と差別化しているのか」
「どんな方向へ向かおうとしているのか」
「どんな考えを持っているのか」
などを考え、整理しておくことが必要だ。
ポイントは、
「何それ」
「どういうこと?」
と相手に思わせること。
短く話すからこそ、
強い印象与えられるということもあるので、
普段から準備をしておこう。