上司だって生身の人間。
人間として好きなタイプもいれば、
苦手なタイプだっているのは当然だ。
どんな相手とも同じように親密な関係を築ける人の方が、
むしろ珍しいだろう。
そこで私は、苦手なタイプの部下ほど、
積極的に話しかけるように努めている。
仕事の話はもちろん、仕事以外の話でも、
どんどん話しかける。
他の部下と同じようにと思っていても、
苦手なタイプには、
ついつい話しかける回数が少なくなるもの。
結果として、他の部下と同じように接するには、
特に意識して話しかける位でちょうどいい。
もちろん、仕事を与える場合には、
部下の好き嫌いを判断基準に入れるようでは上司は務まらない。
あくまでも、この仕事に対して、
「どの部下に任せるのが最も適任なのか」
と言う部分にフォーカスして、
冷静に見極めることが大切だ。