最近では、情報伝達の中心は
ITツールになってきているので、
一日のうちで一言も会話を交わさないのに、
ネット上で何度もメッセージのやりとりをするなんてことも
珍しくないだろう。
確かにITツールは便利だ。
相手の時間を気にせずに送信することができるし、
受け取った方も
自分の都合がいい時に読んだり、返信したりもできる。
さらに、記録として残るので、
「言った、言わない」という
トラブルを回避することもできる。
しかし、ITツールに頼りすぎると
問題も起こってくる。
文字だけでは、
微妙なニュアンスが伝わらないというリスクがある。
それでも、普段は
会話でのコミュニケーションがしっかりとなされていれば、
文面から微妙なニュアンスを感じ取ることができ、
すぐに口頭で確認することもできる。
時代が変わり、
コミュニケーションに関するテクノロジーが発達しても、
基本は対面して、話をするということに変わりはない。
良好な関係を築くには、
やはり気軽に声をかけ合える雰囲気をつくることが肝心なのだ。