やる気のない部下に
「目標達成できるよう、がんばれ」
と言うのはナンセンスだ。
さらに目標を持ってない部下に、
「明日までに目標を考えてこい」
というのは最悪だ。
「何のために、なぜ目標達成しなければならないのか?」
その部分(目的)をしっかりと部下に意識させなければ、
やる気などわき起こってくるはずがない。
目的とは、心に火をつける導火線のようなもの。
その存在に気づかず、
やる気のない日々を過ごしている人がはたくさんいる。
そこで上司としては、
部下に働きかけて、手に入れたいもの、
将来の希望、目指していることなどを聞いて、
がんばるための十分な理由(目的)を一緒に見つけて、
動機付けをしてあげることが必要だ。
部下の話を聞いてあげることによって、
上司と部下で目的を共有することができる。
自分の上司が本当に手に入れたいものを理解してくれて、
仕事上でサポートしてくれるとなれば、
部下は上司を信頼するし、
その上司に貢献したいと思うようになるだろう。