自分が部下の立場で考えてほしい。
いつもむずかしい顔をしている上司と
いつも笑顔の上司なら、
どちらの上司と一緒に仕事がしたいと思うだろうか。
答えは、もちろん笑顔の上司ではないだろうか。
そんなあたりまえのことながら、
いざ上司となると
笑顔でいることを忘れてしまう人がけっこう多いもの。
むずかしい顔していると
仕事をしているような雰囲気になるとか、
上司としての威厳が増すなんて思っている人がいたら
今すぐ考えを改めるべきだ。
余裕のある上司であればあるほど、
笑顔を絶やさない。
また、部下と接するときには、
視線にも注意すべきだ。
人とのコミュニケーションは、
相手の目を見ることが基本。
そもそも人間には、興味のあるものには目を向けて、
興味のないものには目を向けないという習性がある。
自分に対して「興味がない」と言っているような
上司のことを信頼する部下がいるだろうか。
上司ならば、どんなに忙しくても、
どんなに些細な用事でも、
部下の目を見て、
コミュニケーションをとることが大切だ。