上司たるもの感情で部下を叱っているようではダメだ。
感情的に部下を叱らない上司でも、
部下に対して、
「どうして、うまくいかなかったんだ」
と原因究明のための質問する人は多いかもしれない。
一見、まともな対応のように感じるが、
この言い方も感心できない。
そこで、上司は
「どうすれば、うまくいったと思うのか?」
という聞き方をして欲しい。
この質問ならば、
「どの段階で、どんな策を講じる必要があったのか?」
を、部下が自分で考えなければならない。
謝罪することが中心ではなく、
改善することが話の中心となってくるのだ。
上司の立場としては、
ミスに対して謝罪して欲しいのではなく、
今後に活かして欲しいのだから、
そのためには、部下自らが失敗から学び、
同じミスを繰り返さない方法を自分で考えることが必要だ。