どの部下に、
どの程度の仕事を与えるのかという点は、
大きな悩みどころだ。
仕事を与える基本は、
それぞれの部下にとって
「がんばれば、なんとかクリアできそうなレベル」
で与えること。
筋肉トレーニングでも仕事でも、
負荷をかけすぎると壊れてしまう。
そのさじ加減がほんとに難しいが、
部下を成長させたいと思ったら、
ある程度負荷をかけることも必要。
その強い負荷により、
人は、その負荷を軽減するために、
悩み、苦しみ、考えることによって、
能力という筋肉が鍛えられていく。
強い負荷のかかる仕事に直面したとき、
大切なのはポジティブに捉えること。
部下に仕事を与える際、
その部下の能力、資質、キャラクターなどを
見極める必要がある事はいうまでもないが、
ぜひ強い負荷をかけてみてはどうだろうか。
その仕事を成し遂げたとき、
大きく成長しているに違いない。
部下にそういう限りは、
上司であるあなた自身が実践することも大事。