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部下がやる気をなくす上司の言葉

あなたは、

あなたの部下について、

「指示された仕事しかやらない」

「前向きな提案があがってこない」

などの悩みや不満を抱えていませんか?

今そういった悩みや不満がなかったとしても、

一度は経験されたかもしれません。

 

部下が仕事に対して意欲を持っていないと、

上司がどんなに心を込めて助言をしても、

心に響かないので、とても苦労します。

しかし、その反面、

部下は意欲を持っているのに、

上司が部下のやる気を削いでしまっている

というケースもあります。

 

では、部下のやる気を削ぐ上司とは、

どのような人なのでしょうか。

1つあげると、

叱り方がうまくない

という特徴があります。

 

「なぜ、ミスしたんだ?」

「なぜ、やらなかった?」

などのように、

原因を追究するような

叱り方をする上司がその一例です。

 

このように叱られたら、

部下はミスをした瞬間に

言い訳を考える思考回路になります。

そして、

みるみる委縮していき、

「怒られるよりは、

何もしないで静かにしていた方がマシだ」

と、当たり障りのない仕事しか

しなくなってしまうのです・・・

 

あなたは、

このような叱り方、

していないでしょうか。

 

少し話は逸れますが、

現代人は昔より遥かに

イライラしやすくなっている

というデータがあります。

その原因として、

・忙しさが増していること

・効率化を求め、仕事の「当たり前」のレベルが上がっていること

・価値観が多様化して、他人の考えが汲み取りにくくなっていること

が挙げられています。

 

だからあなたも、

部下にイライラするのは

仕方がないことなのかもれません。

 

しかし、その感情を

そのまま態度や言動に出しては

いけないのです。

上司は、怒りの感情を

コントロールしていく必要があります。

それにより、

あなたの部下のモチベーションは高まり、

チームや会社の利益の向上に繋がっていくからです。

 

そうは言っても、

部下にミスを報告されたら、

つい突発的にカッとなってしまう

なんてこともあるでしょう。

 

そんな衝動的な言動を抑えるには、

以下を試してみて下さい。

【対面で話している場合】

・相手の言葉を反芻し、会話に間を持たせる

【対面でない場合】

・3回深呼吸する

・一度席を外す

・水を飲む

・窓を開け、外の空気を吸う

 

「なんだ、そんな単純なことか」

とあなたは思うかもしれませんが、

ぜひ一度試してみて下さい。

 

これをする理由は、

6秒の間を空けるためです。

人間は、6秒の間を空けると、

感情が薄れ、理性的になれるのです。

 

上司は、

組織をよりよく動かすことが

「評価」されます。

つまり、

あなた1人で頑張って成果を出しても、

上司としてはあまり意味がないのです。

それよりも、

あなたと同等、あるいはそれ以上に

高い成果を出せる部下を何人も育てる方が、

チームの成果が高まります。

そうして会社に

多くの利益をもたらすことで、

社内でのあなたの評価は高まっていきます。

部下に対して悩みや不満がある方は、

ぜひ、この点を意識して、

今日から仕事に取り組んでみてください。

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