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感情マネジメント~フォーカス(焦点を変える)~

「どこに焦点を当てるか」によって

出来事が全く違う出来事にもなってしまう。

人は、

物事のあるがままを見ているのではなく、

私(自分)のあるがままを見ている。

 

人は相手の欠けている部分にフォーカスしがち。

ゆえに、上司は部下の欠けている部分を見つける天才。

意識して、欠けていない部分にフォーカスをすると、

まったく違う景色が見えてくる。

 

(1)「事」にフォーカスする

「人」と「事」を分ける。

「人」にフォーカスしない。

「事」にフォーカスする。

あなたがダメなんじゃない!

そのやった事(行動)がダメなんだ!!

 

(2)「相手」にフォーカスする。

もし、自分が幸せだと思う価値観が正しいと決めつけて、

同じ順番を付けない相手へ不愉快な思いをしたり、

それを強要したら相手はどんな気持ちになるか。

リーダーは自分の「思い」や「考え」を

分かってもらうことに一生懸命になり、

相手を分かろうとしていない悪い習性がある。

自分の考えを「伝える」ことからではなく、

相手を「理解する」ところから始めると関係の質が変わる。

ものの見方や考え方がまったく同じという人間はこの世にはいない。

人の価値観を変えて

自分の価値観を押し付けようとすればするほどムリが生じ、

不満やいらいらが募る。

健全な人間関係は

「あなたはあなたであって私ではない」

「私は私であってあなたではない」

という、相手を尊重し、

相手との考えの違いを受け入れることからすべてははじまる。

「自分の普通」と「相手の普通」は違うことを肝に銘じる。

世の中にはいろいろな人がいて、

あなたの常識は、誰かの非常識かもしれない。

あなたの非常識は、誰かの常識かもしれない。

あなたの好きは、誰かの嫌いかもしれない。

あなたの嫌いは、誰かの好きかもしれない。

 

(3)目的にフォーカスする

感情を乱されてもいいが、

目的を見失い、行動を間違えたらダメ

来週に続く。

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