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決断をするための5つのステップ

▼ステップ1『決断の目的と目標を明確にする』

・目的

何のための決断なのか?

・目標

いつまでに、何を、どれくらい手に入れるための決断なのか?

 

▼ステップ2『有益な情報収集をする』

・人と会う

会うべき3つのタイプとは?

自分より運の強い人、

自分より優れている人、

自分が欲しいと思っている成果を既に持っている人が望ましい。

 

・勉強する

旬な情報は雑誌、深堀はビジネス書、他者意見はネットで情報収集する。

人の意思決定の8割は直感と言われる。

では直観はどこから来るのか?

それは、脳に埋め込まれた情報の数である。

だから情報収集(勉強会・本を読むなど)して、

頭の引き出しを増やすことが大事。

 

・バーチャルな意志決定と調査

「もし〇〇なことが起こったら・・・・」と、

予測される架空の状況を作り上げたときにどう決断するか?

尊敬する人や偉人の頭を借りて、

「あの人だったら・・・・」とバーチャルな決断をしてみる。

同じような意思決定を必要とした、

ケーススタディー(過去の社内事例、他)を調査して、

意思決定の情報にするのも有効。

 

▼ステップ3『決断によるメリットとデメリットを考える』

プロコン分析やPPM分析を使うとよい。

便利なところは、

賛成派、反対派、双方の目からお互いに考えることができること。

 

▼ステップ4『最も重視することは何かを決める』

ペイオフマトリクスなど、

マトリックスの使い方を覚えると便利。

 

≪メリット≫

・何を基準にするかを議論すれば、評価尺度がそろい、統一した判断がしやすくなる

・納得感のある判断ができ、第三者にも選んだ理由が説明しやすくなる

・後で決定の良しあしを吟味する材料にもなる

 

▼ステップ5『決断をする』

決断をする際は、

一つの案件に対して「やる」「やらない」を決めるのではなく、

必ず複数案を検討して決める。

代案を用意する理由は、

『「やる」「やらない」の意思決定の52パーセントは、

長期的に見て失敗している。

一方、選択肢が二つ以上ある意思決定は

32パーセントしか失敗していない』

というデータがあったりする。

要するに、「やる」「やらない」の意思決定は、

結果的にコインを投げて決めても一緒になる確率だからだ。

決断の質を上げるために代案は用意する。

 

来週につづく・・・・・。

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