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燃えて仕事をする時に欠かせない要素とは?

まず、あなたに自分の人生を振り返ってほしいんですね。

燃えて仕事をしていたときと、

残念ながら灯(ともしび)で仕事をしていたときと、

そもそも何が違かったんでしょう?

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このロジックが解けないと、

自分の社員の方々を燃え上がらせることができないですよね。

 

ちょっと、こんなシチュエーションで考えてみてください。

 

「ある男性は船をこいで、

3日以内にある島に行かなければなりません。

2日たって、あと少しのところで嵐が吹いて、

スタート地点まで押し戻されてしまいました。

そしてこの男は、

残念ながらこの船をこぐのをやめてしまいました。

一体それはなぜでしょう?・・・・」

 

簡単にお話をすると、この男性が

「3日以内に島にたどり着くぞ!」

と頑張って向かい始めたんですが、

もうちょっとのところで嵐が吹いて、

スタート地点まで押し戻されてしまい、

 

「なんだよ、もうちょっとだったのにさー。

疲れたー。面倒くさーい。やーめた」

 

と、こぐことをやめてしまったという話です。

 

さて、この男性は

なぜ、いとも簡単にこぐのをやめてしまったのか?

 

このシチュエーションには、

あるものが欠落しているんですよね。

何かが・・・・

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このシチュエーションには何が欠けていたのか?

それは『目的』が欠落しているんです。

 

要するに、

『目標』はあっても『目的』がなかったんです。

では、先ほどのシチュエーションに目的付けをしてみましょう!

例えば、

「この男性の大切な奥さんと子どもが、

この島に悪いやつに捕まっていて、

3日以内に助けにこなかったらどうなっても知らないぞ!」

 

こんなシチュエーションだったとしましょう。

この男性は「えらいこっちゃ!!」ということで、

向かい始めました。

ところが、嵐が吹いてスタート地点まで押し戻されてしまいました。

この男性、先ほどと同じように

 

「なんだよ!もうちょっとだったのにさー。

疲れたー。面倒くさーい。やーめた」

 

と、こぐのをやめてしまいますかね?

よっぽど特殊な夫婦関係じゃないと基本やめませんよね(笑)

 

では、先ほどは、いとも簡単に諦めてしまったのに、

なぜ、今回は、

「もしかしたら、間に合わないかもしれない・・・・」

と思いながらも、

必死にまた船をこぎ始めて、

島に向かおうとするのでしょうか?

 

それは、

「愛する奥さんと子どもを助けるために」

という『目的』が明確になったことによって、

「3日以内に島にたどり着く」

という『目標』達成に、

意欲的になったということですよね。

 

この、嵐というのは、

人が目標を達成していく上で、必ず降ってくる、

困難とか問題とか課題とかを指すわけですが、

この、目的がなかったり、

目的付けが弱かったりすると、

人はそういった嵐的な要素である

問題・課題・困難とかに対して、

心が折れてしまんですね。

折れやすくなってしまうんです。

 

この『心の折れ』をなくすために、

「誰のために、何のために頑張るのか?」

という、できるだけ強烈な『目的付け』が必要なんです。

 

来週につづく・・・・