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ビジョンを語る上で大切な4つのポイント

組織の成果を最大化していくためには

 

「自分がどんなお宝の山を取りに行こうとしているのか?」

 

そのお宝を、社員の方々にもぜひ見せてあげてほしいんです。

 

社長がいて、そして社員がいて、

そこで、コミュニケーションを通して、

関係の構築、要するに「関係の質」を高めていく必要性があります。

そこに、リーダーシップが必要なのです。

 

社長の見えている景色は、

放っておいたら社員には見えません。

 

例えば、海賊を思い浮かべてください。

海賊では、船長が

「お宝を取りに行くぞ!」

と言って、乗組員が、

「ぜひそのお宝の山分けがほしい!!」

と思うから、一生懸命みんなで

そのお宝を取りに頑張り始めるわけですよね。

 

社長だけがお宝の山が見えていたとしたら、

社員にしてみたら、

「これっていつまで続くんだろうな・・・・」

「なんかやってられないな・・・・」

と、不平不満の温床の組織になって

決して組織は強くなりません。

 

しっかりコミュニケーションをとって、

社員にもそのお宝の山が見えて、

「ぜひそのお宝の山分けがほしい!!」

と思ってくれたときに、

社員の方々は「よっしゃ!」

と一生懸命頑張ってくれるわけです。

 

そのために何が必要なのか?

それは会社のお宝の山である

『ビジョン』をしっかり語り、

社員と共有するということです。

 

ビジョンを語る上で、

ぜひ、こんな 4つのポイントを押さえてください。

別に分厚い事業計画書みたいなものを

作ってくださいというわけではありません。

私にしてみたら、A4、1枚でいいんです。

 

1)ビジョンに名前を付ける

まずしっかりビジョンに、

分かりやすい名前を付けてください。

私が会社員時代にはじめて掲げたビジョンは

『全員ワンランクUp!!』

経営者になってはじめて掲げたビジョンは

『ステップ100』

何でもいいので、

意味のある名前を付けてあげてください。

かわいい子どもに名前を付けるようなもんですね(笑)

 

2)ビジョンの目的を明確にする

次にそのビジョンを掲げた理由、要するに、目的ですね。

「何のために、なぜそのビジョンをやり遂げる必要性があるのか?」

ということです。

 

3)ビジョンの目標を明確にする

そして「どんなビジョンなのか?」という目標ですね。

いつまでに、何を、どれくらいやるのか?

 

4)戦略

そして、具体的に「何をするのか?」という戦略ですね。

 

社員の方々の、

「なぜそのビジョンをやり遂げる必要性があるんですか?」

「最終的にどうなるんですか?」

「具体的に何をやるんですか?」

という問いに対する答えになっている内容であれば

それでいいんです。

 

この、ビジョンを語るときのゴールは、

 

『この人に付いて行きたい!この会社で働きたい!』

 

と社員に思わせることです。

そのために、まずはリーダーであるみなさん自身が、

そのビジョンを考えてる時点から

自分がワクワクしなきゃダメですよね。

「早く社員に語りたーい!」

「早く話してみたーい!」

というくらい、

自分自身がワクワクするようなビジョンを

しっかり立てる必要性があります。

 

来週からは、

『周囲の巻き込み方』をお伝えしていきます。