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信頼を築けない人が陥る罠(よく犯す過ち)

■信頼を得るために何か特別なことはあるのか?

魔法はない!

信頼を得るためにすべきこと

「誰もがわかっていることを、誰にも出来ないほど続けること」

「当たり前のことを、特別に、熱心に、しかも徹底的にやること」

信頼関係を築くには、

この「あたりまえ」の連続でしかあり得ない。

 

■あなたは知っていますか?

マネジメントとは?

リーダーシップとは?

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・・・・・・・

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マネジメントとは、

一言でいうと「やりくりする能力」。

経営資源(人、物、金、情報、時間)を

最大限に開発・活用して、目標達成する能力。

リーダーシップとは、

一言でいうと「人も導く能力」。

「正義感」と「貢献心(人の役に立つ)」という

二つの軸に裏打ちされた強い使命感を持ち、

流れを先読みし、

周囲とコミュニケーションプロセスを通して、

肯定的影響を与えながら

次なる流れを自ら作り出せる能力。

 

■リーダーのよく犯す過ちは、

ダメなリーダーほど、

売り上げのあがらない原因や部下の育たない原因を、

まだ自分が知らない

何らかの特殊なスキルやテクニック(マネジメント)のせいにして、

それさえ知れば問題は解決すると考えている。

そして、他人がやっている

やり方やスキル(マネジメント)の情報を得たいと一生懸命になる。

手に入ると次々と試して、

結局どれもうまくいかない。

そして、決して人としての自分(リーダーシップ)に

問題があると言うようには考えずに、

自分が得たスキルやテクニック・情報のせいにして、

いつまで経っても何も解決しない。

 

■リーダーシップを支える原点は信頼である。

上司の原則は・・・

信頼なくして、上司なし!

あなたはは上司の成長の尺度をどこに持っているか?

・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・・

上司の成功または失敗は、

ほかの誰かと働くより

自分と働くことで部下の生産性が上がるかどうかにかかっている。

そして、それをうまくやる唯一の方法は、

部下一人ひとりの成功こそが

自分のいちばん大切な目標だと、

部下に心から信じてもらうこと。

 

■ここであなたも、

これまでいちばんよかったと思う上司を思い出してください。

その上司はあなたに何を要求したか。

あなたのために何をしてくれたか。

あなたと何についていちばん多く話し合ったか。

その上司があなたとあなたの成功を

どこに求めていたのかを考えてみてほしい。

その人物がほんとうにすぐれた上司だったら、

あなたは時がたつうちに、

この人は私をできるだけ成功させるために

一生懸命になっていると信じたはず。

もちろん、上司が企業の目的のために雇われていることは、

どこかであなたにもわかっている。

だが、いつの間にか企業の目的はうしろにやられ、

あなたとあなたの成功が

この人のいちばんの関心事であるという感覚が前面に出ていたのではないか。

 

■どんなに優秀な人でも

リーダーシップがなければ誰もついていかない。

いくらMBAを学んでも、

リーダーシップがなければ仕事の成果を出すことはできない。

要するに、リーダーシップのないマネジメントは

最終的に失敗に終わる。

 

来週につづく・・・・。